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企業は労働力を使って物やサービスを作り、それを売ったり提供したりして利益を得るわけだけれど、市場独占が進むと労働市場の方でも困ったことが起こってくる。
どういうことかというと、独占的に物やサービスを売る企業が出てくるということは、賃金を得るための働く場所も、独占企業に独占されるわけで、そうなると、働く場所がそこしかなければ、労働者は低賃金でも過酷な労働環境であっても、そこで働かざるを得なくなるわけだ。
そして、劣悪な労働条件が限度を超えると労働運動も活発化し、激しい労働争議も起こってくる。しかし、戦前は財官一体となってこれを弾圧したんだ。